平成28年度第3回FDSD研修会

金城学園高大連携プロジェクト 大学・短大・高校合同研修会

「これで授業はシンカする・・・?~活きた学びを生み出す

ファシリテーションマインド~」

2016.10.27 共通

日時:平成28年8月23日(火)13:00~16:00
場所:H211教室
講師:発創デザイン研究室 冨永良史 先生

 「平成28年度第3 回FDSD研修会(大学・短大・高校FD・SD合同研修会)」として、発想デザイン研究室代表の冨永良史先生をファシリテーターとしてお迎えし、「これで授業はシンカする・・・? ~活きた学びを生み出すファシリテーションマインド~」と題して大学・短大・高校教職員合同の研修会を開催しました。

 この研修会は、講師による知識提供型の一方向の講演ではなく、ファシリテーターによって参加者の主体的で能動的な学びが促進されるアクティブラーニングのスタイルで行われ、参加者同士がともに問い、探し、話しあうことにより、生きた学びあいの場が実現され、意義深い研修となりました。

 参加者は、大学から46名、短大から28名、高校から30名、事務局から4名の総勢108名で、6名ずつ18グループに分かれて活発な話しあいを行い、校種を超えてともに学びあいました。それぞれが、ファシリテーターである冨永先生の深い問いかけに促され、どのように授業を進化、深化させていったらよいかを真剣に問い、探し、話しあい、考えを深めていきました。また、活きた学びを生み出すためにはファシリテーターはどうあるべきなのかを、ファシリテーターとしての冨永先生の「あり方」そのものから学び取ることができました。冨永先生が最後のまとめで強調されたのは、まずは自分が「心身をゆるめる」ということ。そして、「場をゆるめ、問いかける、あせらず待って、深く聴く」ということでした。

 今回の研修では、参加者が大きな刺激と授業改善のヒントを得ただけでなく、大学・短大・高校で働く教職員が一堂に会しともに学びあう有意義な機会を得たことで、相互理解と信頼が深まり、今後さらに授業をより良いものにしていこうという機運も高まりました。

 本学では今回の研修の成果を活かし、学修効果を高めるために、一層授業改善に努めてまいります。

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