金城大学の教職員・学生のみなさんへ（第２信）

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大はとどまるところを知りません。政府は緊急事態宣言を発令後、さらに先週、石川県を含む6道府県が特定警戒都道府県に位置付けられました。
現在、大学では学外実習を中止し、5月6日までの予定で休講措置を行い、ICTを活用したオンデマンド型の遠隔講義を試行的に開始しておりましたが、現状を鑑みると5月いっぱいはこのままの措置を取らざる得ない状況と考えました。
金城大学として、対面講義の再開を待っているだけではなく、より効果的な遠隔講義として、自由な時間に学習できるオンデマンド型講義や対面講義と同等の効果的な双方向性オンライン講義を行うために、情報環境の整備や教職員のブラッシュアップを行っています。もちろん、1年間を通じての学習成果には遅れのないよう取り組んでまいりますが、学生にとっても教職員にとっても、慣れない講義で戸惑いやご負担も多いかと存じます。何とぞご理解のほどお願い申し上げます。
COVID-19の収束には、私たち自身の行動変容が必要とされています。ご自身や皆さんの大切なご家族・ご友人の方々を守るためにも、皆さんお一人おひとりが、危機意識をもった行動を心がけていただきますようよろしくお願いします。金城大学にかかわる皆さん全てが一体となって、この未曽有の危機を乗り越えていきたいと考えております。みなさんのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

金　城　大　学　　　
 学長　前島　伸一郎