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第12回保健・医療・福祉創造 フォーラムのご案内

20171118forum

総合司会 内 慶瑞(社会福祉学部・教授)


12:00~受 付
13:00~開 式
13:15~講 演

テーマ「森で育つ子どもたち」
講演者小菅 江美(こすげ えみ)氏  NPO法人 緑とくらしの学校 理事長、森のようちえん てくてく 園長

14:45~シンポジウム

テーマ「子どもは『なに』で育つのか」

16:15~ 閉式

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講  演 13:15~14:30

森で育つ子どもたち

講演者 小菅 江美(こすげ えみ) 氏
NPO法人 緑とくらしの学校 理事長、森のようちえん てくてく 園長

会場 社会福祉学部棟 110大講義室

森のようちえんの子どもたちは、雨の日も雪の日も森を駆け回ります。
「森」と「遊び」が学びの先生である森のようちえんは1950年代にデンマークで始まり、現在欧米から韓国、日本など世界に広がっている保育・幼児教育の形態です。日本においても200近い団体がそれぞれの地域で実践を展開しています。
子どもの育つ場所としてなぜ森を選ぶのでしょうか。子どもの育ちに必要なものはすべて森にあり、幼児期の育ちの場は、もっとシンプルでもっと自然なものでよいと考えています。そして集う大人も共に森で育ちあい、そこに生まれる共同体が子どもの育つ土壌をより豊かにしている様子をお伝えします。
現代社会の課題が子どもたちの育ちに大きなひずみになっているこの頃、本来の子どもの力、人間のもっている力にふれます。

森のようちえんとは:
「森のようちえん」はドイツ語の「Waldkindergarten(wald=森)(kindergarten=幼稚園)」からきており、自然の中で幼児教育や保育活動を行う団体のことを指します。デンマークでは国が認定した公立の幼稚園として存在していますが、日本では無認可であることや、子育て広場などを含めた子育て事業全体を表わすことから“ようちえん”とひらがなで表記されています。

小菅江美氏 プロフィール/1971年生まれ。NPO法人 緑とくらしの学校理事長、森のようちえん「てくてく」園長。小学校教員時代の生活科で、ポニーと共に過ごす体験をした子どもたちから湧き出てくる力に出会ったことがきっかけとなり、2004年に森のようちえん発祥の地、デンマークへ視察・研修に向かう。帰国後、上越市にて森のようちえんをスタート、講演執筆活動を通じて全国へ野外保育・幼児教育の普及に努めてきた。現在、全国森のようちえんネットワーク連盟理事、上越教育大学非常勤講師。

シンポジウム 14:45~16:15

子どもは「なに」で育つのか

会場 社会福祉学部棟 110大講義室 シンポジスト
木谷 一人〈 きだに かずと 〉氏
(とりのなくぞう企画 主宰、いしかわ自然学校 インストラクター)
浅野 君枝〈 あさの きみえ 〉氏
(幼保連携型認定こども園 かもめこども園 園長)
小野 博史〈 おの ひろし 〉氏
(白山市主任児童委員 委員長)
 

アドバイザー

小菅 江美〈 こすげ えみ 〉氏
(NPO法人 緑とくらしの学校 理事長、森のようちえん てくてく 園長)
 

コーディネーター

側垣 順子〈 そばがき じゅんこ 〉
(金城大学 社会福祉学部 教授)

豊かな自然と歴史文化に恵まれた石川県。しかしここでも核家族化、生活スタイルの都市化、少子高齢化は進み、暮らしや家族のありようにも影響をもたらしています。
そのような中で「子育ての社会化」が指摘されて20年以上、子育て及びその家族を「社会全体で支えていることが必要」とされ10年が経過し、公民共に様々な取り組みを展開しています。
今回は、子どもにかかわる3人のシンポジストの実践報告を通して、子どもは「なに」で育つのか討議します。子どもの育ちや育みにかかわる思いや意味を、参加者それぞれの立場から問い直し、子どもと地域社会の未来図を考えていくきっかけになればと思います。
主催/金城大学、金城大学後援会、北國新聞社
主管/金城大学
後援/石川県、白山市、白山市教育委員会、石川県社会福祉協議会、白山市社会福祉協議会、石川県社会福祉士会、石川県介護福祉士会、石川県理学療法士会、
石川県作業療法士会、石川県医師会、石川県歯科医師会、金沢市医師会、石川県薬剤師会、石川県栄養士会、石川県看護協会、石川県保育士会、金沢市保育士会、
白山市保育士会、石川県私立幼稚園協会