いざ開門

~世代を繋ぐ交流、共に歩む未来へ~

2023年10月21日(土)・22日(日)

学生のパワーがはじける金城祭を、10月21日・22日、金城大学笠間キャンパスで開催しました。コロナ禍を乗り越え、より本格的な対面開催となった今回のテーマは、「いざ開門 ~世代を繋ぐ交流、共に歩む未来へ~」。学生はもちろん、近隣の方々やOB・OG、保護者など、赤ちゃんから高齢者まで幅広い世代の来場者でにぎわった2日間の様子をレポートします。

金城祭イメージ 金城祭イメージ 金城祭イメージ 金城祭イメージ

ステージ

笠間キャンパスの駐車場に設けた特設ステージでは、ダンス部のダンスパフォーマンスや音楽部のライブなど多彩な催しが繰り広げられ、来場者の目を楽しませていました。

ゲストライブ

金城祭で大きな盛り上がりを見せるゲストライブ。今年は開場2時間前から整理券を配布したり、応援うちわを手にしたファンがいたりと、例年以上に観客席は熱気に満ちあふれていました。

お目当ては、7人組のボーイズグループ「THE SUPER FRUITS」です。2022年8月にリリースしたデビューシングル「チグハグ」が、中毒性のあるリズムとキャッチ―な振り付けでSNSを中心に話題が沸騰しました。

ステージイメージ ステージイメージ

そんな大注目のアーティストが特設ステージに登場すると、観客席のボルテージは一気に最高潮に。7人のメンバーもまぶしい笑顔を振りまきながら、9月に発売した最新シングル「サマー☆★げっちゅー」や、初のカバー曲となった「学園天国」などを次々と披露しました。ときに元気に、ときにしっとりとした歌声と、息のそろったダンスパフォーマンスで、学生も、子どもたちも、シルバー世代の方々も観客全員を魅了していました。

ステージイメージ ステージイメージ ステージイメージ ステージイメージ

さらに、ライブ後には、ファンにはうれしい質問コーナーも実施。石川県に来るのが初めてというメンバーもいたようで、「最近一番うれしかったのは、今日、ここでライブができたこと。模擬店のポテトやギョーザがとてもおいしかった!」とのうれしい話も飛び出し、THE SUPER FRUITSの皆さんも金城祭をおおいに楽しんでくれたようでした。

そして、最後にはメンバーと観客のみんなで記念撮影。あいにくの雨模様を吹き飛ばすかのような笑顔いっぱいのライブステージに会場全体が一つになりました。

ステージイメージ ステージイメージ

ダンスパフォーマンス

1日目・2日目ともに、キレのあるパフォーマンスで会場を盛り上げてくれたのが金城大学ダンス部です。女子部員による明るく、あでやかなダンスや、男子部員によるクールなパフォーマンス、部を指導する廣瀬教授と4年生によるステージで来場者の目をくぎ付けに。締めくくりとなったダンス部全員によるステージは、激しさと楽しさが入り混じった圧巻のショータイムとなりました。

ダンスパフォーマンスイメージ ダンスパフォーマンスイメージ ダンスパフォーマンスイメージ ダンスパフォーマンスイメージ

音楽部

音楽部恒例のライブも会場を熱気で包み込みました。特設ステージでは、弦をかき鳴らす激しいナンバーや、誰もが知るヒット曲などが響き渡りました。ヴォーカルが人気アニメの登場人物に扮して熱唱するなど、音楽部のみんなの熱量が会場全体に伝わっていったようで、最後にはオールスタンディングとなって出演者も来場者もともに楽しみました。

音楽部イメージ 音楽部イメージ

カラオケ大会&ビンゴ大会

特設ステージでは、このほかにも多彩な企画が来場者を楽しませてくれました。カラオケ大会には金城ののど自慢10人がエントリーし、アップテンポの曲やバラードなど、十八番を歌い上げました。ステージイベントの最後を飾った「ASOBINGO(ビンゴ大会)」には、テーマパークのペアチケットや旅行券2万円分など、豪華景品がずらり。数字が読み上げられるにつれて、「ビンゴ!」の喜びの声が次々と上がり、ステージには景品を手にした人たちの笑顔が広がりました。

カラオケ大会&ビンゴ大会イメージ カラオケ大会&ビンゴ大会イメージ

展示・イベント

金城大学・金城大学短期大学部には、社会福祉、リハビリ、看護、ビジネスや美術、幼児教育など、多岐にわたる学びが広がっています。金城祭の展示・イベントは、そんな各学科の特色を生かした内容に。小さな子どもと一緒に楽しんだり、多岐にわたるアートに触れたりと、幅広い世代が足を運び、学生手づくりの展示・イベントを楽しんでいました。

短期大学部棟(A棟)

金城大学短期大学部の展示・イベントで多くの人が訪れていたのが、「ライブペインティング」です。H棟前の屋外に巨大なキャンパスを設置。美術学科の学生たちがサポートしながら、来場者が思い思いの絵を描き、一つの作品をつくり上げました。

短期大学部棟(A棟)内では、3階のリズム室を会場に幼児教育学科の1年生が中心となって「こどもおたのしみステージ」を開催。楽しい踊りや手遊びなどを披露し、小さな子どもたちが夢中になっていました。卒業生も数多くかけつけてくれるのも金城祭の魅力の一つ。第一食堂で実施した卒業生による似顔絵コーナーは親子連れや友達、カップルなどが集まり、同窓会室には恩師や旧友との再会を喜ぶ光景が見られました。

また、ビジネス実務学科はゼミ活動の研究成果を発表し、美術学科はゲームやファッション、染色、マンガなど個性あふれる多種多様な作品を展示。訪れた人の目を引きつけました。

短期大学部棟(A棟)展示・イベントイメージ 短期大学部棟(A棟)展示・イベントイメージ 短期大学部棟(A棟)展示・イベントイメージ 短期大学部棟(A棟)展示・イベントイメージ

医療健康学部棟(H棟)

医療健康学部棟(H棟)では、大学生が中心となって来場者をもてなしました。たくさんの子どもたちの笑顔であふれていたのが、「どんぐりコロコロらんど」。子ども教育保育学科2年の学生が、日用品の廃材を活用してどんぐりを転がして遊ぶピタゴラ装置をいくつも製作しました。大量のどんぐりも自ら集めてきたそうで、小さな子どもたちはどこに転がっていくか、真剣な表情でチェックしていました。

社会福祉学科生活支援コースの学生が手がけた「ゆうがく広場」も負けず劣らずの大人気。射的やヨーヨーつり、コマなどの昔遊びや段ボール迷路を楽しむことができ、教室のあちこちから楽しそうな笑い声が上がっていました。

ほかにも、ピンク色の風船であふれたインスタ映えスポットの「pink♡pink」、「美術」履修学生の作品展示など、目白押しの展示内容が訪れた人の関心を集めていました。

医療健康学部棟(H棟)展示・イベントイメージ 医療健康学部棟(H棟)展示・イベントイメージ 医療健康学部棟(H棟)展示・イベントイメージ 医療健康学部棟(H棟)展示・イベントイメージ

模擬店

「出来立て、おいしいですよ~」「お買い得!ぜひ寄っていってください」と、お客さんを呼び込む学生たちの元気な声が響く模擬店は今年度も大にぎわい。学内外から35ものお店が並びました(一部は21日のみ)。そのラインアップを見てみると、焼き鳥や唐揚げの定番に加え、チュロスやワッフル、クレープ、綿菓子などのスイーツ、トッポギや小籠包といった多国籍グルメ、野々市市でとれたヤーコンの炊き込みご飯など、実に多種多様です。小雨混じりで肌寒かったこともあり、21日には酒粕入り豚汁が早々に売り切れるなど、完売するヒット商品も数多く見られました。

そんな数ある模擬店の中から選ばれるコンテストの最優秀賞には、ビジネス実務学科2年の「わかぱん(揚げパン)」が輝きました。おいしさはもちろん、かわいい着ぐるみでそろえたチームワークのよさも高評価につながりました。

模擬店イメージ 模擬店イメージ 模擬店イメージ 模擬店イメージ

「コロナ禍による制限が緩和され、子どもたちや高齢者の皆さんと学生が笑顔で触れ合う姿がとても印象的でした。今年のテーマである“世代を繋ぐ交流”ができ、とてもうれしく思います」。実行委員長を務めた箱井優紀さん(社会福祉学科生活支援コース3年)が充実した表情で2日間をこう振り返るように、多くの学生にとって忘れられないキャンパスライフの一場面になったことでしょう。

金城祭には学生だけでなく、地域の方々にも数多くご参加いただきました。近隣住民の皆さまには、金城祭の開催にあたって多大なご理解とご協力をいただき、深く御礼申し上げます。金城大学はこれからも、地域に開かれた大学として様々な地域貢献、地域連携活動を行ってまいります。今後ともよろしくお願いいたします。

金城祭イメージ 金城祭イメージ

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