附属幼稚園で「保育現場体験学習」

2019.07.02 幼児教育学科

 

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6月から7月にかけてのこの時期、幼児教育学科1年生は「保育実習指導」の授業の一環として、クラスごとに附属西南幼稚園へ「保育現場体験学習」に行きます。附属西南幼稚園は道路を隔てて短大・大学の敷地と隣接しているので、徒歩で行くことが出来ます。

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6月24日、1年B組の「保育現場体験学習」がありました。短大で身だしなみを整え、持ち物、幼稚園で見てくること、園に入ってからの挨拶について再確認しました。

園に着くとまずホールに入り、主任の坂本先生から子どもたちの様子や子どもと関わる時の注意点などを聞きました。保育現場では、実習生が床に座る時の基本は正座です。

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学生41人が、満3歳児(4月1日時点では2歳だが誕生日が来て3歳になった子ども)、3歳児、4歳児、5歳児のクラスに分かれ、それぞれの年齢の子どもたちとの活動に参加し、保育者と子どもの関わり、子ども同士の関わり、保育者の言葉掛けや援助を学びました。

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3歳児クラスでは、細長く切ってある色紙の端に指で糊をつけながら「輪つなぎ」をする子ども達の援助をしました。初めて「輪つなぎ」をする子どももいたようですが、学生が優しく見守りながら必要に応じて少しだけ援助していたので、頑張って長くつなぐことができました。

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4歳児は裸足になって外へ出て、まず「色水遊び」をしました。学生も素足になりました。保育者が実際に遊んでみせ、子どもの興味・関心を引き出すと、子どもは思い思いに遊び始めました。

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「わぁ~、ピンクになった!」、「わたしのお洋服といっしょ…」、「おねえさんもいっしょだよ!」という声が聞こえてきそうです。途中から、すぐ横にある砂場で遊び始めた子どももいます。

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「輪つなぎ」を終えた3歳児も外へ出てきました。花や葉っぱから色水をつくります。

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5歳児はプール開きに向けてプール掃除をしました。プールがきれいになったので水遊びをしてもいいことになり、参加した学生もずぶ濡れになりましたが、子どもからも学生からも歓声があがり、みんな素敵な笑顔でした。

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貴重な実体験が次なる学びに繋がってくるはずです。
この後、A組、C組も体験学習に行きました。