デザビジ「アートショッパーデザイン企画」始動

2020.11.11 美術学科

美術学科デザイン・ビジネスコースの1年生が、加賀木材株式会社さまが運営されている能登ヒバの香る「ウッドスタイルカフェ」と「NOTOHIBAKARA BAKERY」を訪れました。

 

「山への恩返しプロジェクト」の一環として、林業の役割や自然を大切にするメッセージを多くの人に発信し、また文化の地金沢で若いクリエイターを支援する取り組みとして、ベーカリーの「アートショッパーデザイン企画」を加賀木材株式会社さまと共同で推進するため、現地にて研修・見学を行いました。

 

加賀木材株式会社社長の増江さまよりご挨拶いただき、日本の林業の現状や石川県の県木である能登ヒバ(ヒノキアスナロ)の魅力や可能性、林業で地域を活性化し里山を守る想いをお話しいただきました。

 

また発起人の有限会社コーケンサービス専務の相川さまより企画の経緯をご説明いただき、SDGsの推進や仕事において想いを伝えることの大切さについて熱いご指導をいただき、学生も感銘を受けた様子で聞き入っていました。

 

ブランディング室の渡辺さまからは、事業のご説明や「山への恩返しプロジェクト」の取り組み事例のご紹介、ショッパーのデザイン規格(サイズや印刷方法、色など)についてご解説いただきました。

 

 

 

 

NOTOHIBAKARA BAKERYの見学では、能登ヒバや珪藻土によって造られた心地の良い空間や什器、厳選された素材のパンやお菓子、能登ヒバから抽出されるエッセンシャルウォーター、オーガニック商品など、作り手の地産地消へのこだわりに触れることができました。

 

 

 

 

 

 

学生たちもデザインを通して、ユーザーに作り手の想いを繋ぎたいというデザイナーの使命を新たにしました。どんなアートショッパーが生まれるか楽しみです。