KINJO特化造形表現企画「世界児童画展」

2021.11.02 幼児教育学科

10月22日から11月4日まで、学内2会場で「世界児童画展」を開催しています。

KINJO特化造形表現が企画し、3歳から5歳までの子どもが描いた作品40点(国内作品20点、海外作品20点)を展示中です。

世界児童画展は、1970 年に大阪で開かれた万国博覧会を機にスタートし、大人の強制や干渉によらない、”こどもたちの心が素直に表れている児童画”を理念としています。 それは、こどもたちの自由で飾らない表現の中にこそ、生き生きとした姿を感じることができ、それがこどもたちにとって未来につながる生きる証になるからです。

例年、大学祭の時に開催し、地域の多くの皆さまにも見ていただいていますが、今年は大学祭がオンラインになったため、11月4日の開学記念日に向けて、学生および教職員を対象に実施しました。

10月末の1週間は、幼児教育学科1年生「保育内容・表現Aの指導法」、2年生「教職実践演習」、美術学科2年生「こどもの美術」の授業内で、子どもの絵の見方についてレクチャーし、その後「世界児童画展」会場で、じっくりと子どもの絵を読み、子どもの声を聴きました。約250人の学生が、授業の一環として鑑賞したことになります。

       

友達と一緒に見ると、自分が気づかなかった発見があり、子どもの絵を見る面白さ・楽しさが倍増したようです。「子どもの絵を見る見方が変わった」「楽しい」「時間が足らなかったから、また改めて見に行きたい」という声が多く聞かれたことは、とても嬉しいことです。

     

公益財団法人美育文化協会のご協力をいただきました。