地元(白山市・野々市市・能美市)の特産品調べに行ってきました

2023.06.14 ビジネス実務学科

 

本学越野ゼミの活動として地元(白山市・野々市市・能美市)の特産品を応援する取り組みを行っています。まずは各グループが現地調査を行ってきました。

 


5月24日(木)、白山市グループ学生5名は地元の特産品「日本酒」について調べるため、白山市安吉町にある㈱吉田酒造店に行ってきました。

工場長の精米機の説明を受ける学生

この酒蔵は若き7代目社長吉田泰之氏を中心に伝統を守りつつSDGsにも貢献するべく、地元のコメ、水を使い、エネルギーは再生可能エネルギーに転換しているということです。また、玄米、80%、30%などに心白を残して削られた酒米のサンプルを見せていただき、”山田錦”、”五百万石”、”石川門”、”百万石の白”などの銘柄の特徴をわかりやすく説明していただきました。

また、私たち研究に賛同していただき、無償で酒粕などを提供していただけることになりました。

酒米のサンプル

 


6月8日(木)、野々市市グループ学生3名と、能美市グループ学生4名はそれぞれ地元の特産品「ヤーコン」「国造柚子」を調べるため、現地の畑を訪れました。

小島さんの話を聞く学生3名

20cmほどに成長した「ヤーコン」の苗

野々市市中林にある、ののいちヤーコン倶楽部会長の小島さんの畑には20㎝ほどに成長したヤーコンが植えられており、収穫時には150cmぐらいになるそうです。肥料はやらず、与えてしまうと2m以上になり、ヤーコンもごつごつと扱いづらくなるなどといった興味深いお話も伺うことができました。小島さんにはすでに昨年収穫したヤーコンの貴重な残りをいただき、学生たちは「ヤーコンカップケーキ」を実習済みです。

ヤーコンカップケーキ

 


また、学生4名と国造柚子生産農家さんに案内されて柚子団地へ行きました。トトロの森を彷彿とさせる道を抜けると、異次元世界のような山林を切り開いた柚子畑が広がっていました。この地形によって無農薬栽培を可能にしているそうです。

約700本の柚子の木がある国造柚子団地

 

実際の柚子の大きな鋭いトゲ、かわいい「ダブルハート」の葉を見せていただき、生産者の高齢化による世話の大変さをうかがい、10月の「柚子祭り」には例年のようにお手伝いの約束をしてきました。

柚子農家塚田さんの説明を聞く学生4名

 

 

「ダブルハート」の葉を見る

 見学後、塚田さんのお宅を訪問し、研究のため、柚子マーマレードや、新しい商品のゆずピールなどの提供をしていただきました。

柚子農家塚田さん親子と越野ゼミ 

 


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