4月5日(土)に石川県立白山青年の家にて、幼児教育学科1年生の「新入生研修」を実施しました。笠間キャンパス周辺の桜は満開を迎えていましたが、研修場所である鶴来町はようやく春の訪れを感じる気候で、野外活動の内容も含めて気持ちよく研修を行うことができました。
まずは、太田学科長から、本学の「建学の精神」や「保育者としての心構え」などをお話しして頂きました。例年だとこの後レクリエーションを行っていましたが、今年は「先輩からのメッセージ」と題し、保育現場で活躍する2人の卒業生から、学生時代のことや子どもたちとの関りなど様々な角度からお話しして頂きました。新入生や2年生リーダーも大いに刺激を受けたことでしょう。
昼食を共にした後、午後の研修では2年生リーダーが中心となりレクリエーションを行いました。「ころがしドッジボール」や「じゃんけん列車」「パネルシアター」など、いろいろな保育のあそびを通してコミュニケーションを深めました。入学直後ということで、とても緊張していた雰囲気でしたが、プログラムが進む中で笑顔が多く見られるようになりました。
最後には、準備したリストに書かれているものを自然の中から探してくる「ネイチャーゲーム」を行いました。獅子吼高原の麓にある青年の家には、四季折々の豊かな自然が多くあります。その特徴を生かして、春を感じさせる草花や樹木、虫などに出会うことができる活動を楽しみました。
2年生リーダーは、この日のために春休み中の「リーダー研修会」に参加し、本番を想定した活動の確認をして臨みました。直前までリーダー同士が真剣に意見を出し合う様子に、成長も感じられました。また、この研修を通して、1年生も友達とかなり打ち解けることができ、これからの学生生活が楽しみになりました。