「千代女アートショップ」プロジェクト始動
聖興寺住職の中野さん講話

2015.07.13 美術学科

平成26年度に引き続き、白山ロータリークラブ様との連携事業「千代女をキーワードにした新しい地域文化の創造」をテーマに、白山市松任地区のPRを目指し「千代女アートショップ」のアンテナショップ開店に向け今年も始動しました。

美術学科2年生を中心に4コース(デザイン・映像、マンガ・キャラクター、油画・日本画、ファッション・工芸)の特色を活かし、現代のニーズに即した新しい感覚の千代女のキャラクターや、商品デザイン等を模索します。
商品企画制作・プロモーション・店舗デザイン・販売に至るまで学生主導で行う実践型のプロジェクトです。

千代女と言えば「朝顔や つるべとられて もらひ水」の句が特に有名でその繊細な感受性と人間性あふれる作風は今も多くの人々の心を引きつけています。
7月9日(木)には千代女に縁の深い聖興寺に伺い、住職の中野 素(まこと)さんの講話をお聴きしました。

聖興寺取材

江戸をいきいきと生きぬき、また謎も多く残した女流俳人千代女の逸話に、学生も想像をかけ立てられた様子で、メモを取ったり縁の品々をじっくり鑑賞しました。

聖興寺取材

聖興寺取材

聖興寺取材

聖興寺取材

施設見学「千代女の里俳句館」では、俳句の魅力を映像で体験出来るブースや、千代女直筆の掛け軸等が展示され、広く俳句の世界に親しむことが出来、創作へのイメージを膨らませていました。

千代女の里俳句館取材

後期からは各自で制作を行い「加賀千代女」ブランドを形にし、数回に及ぶ全体会議を通して千代女アートショップの開店に向けて準備を進めていきます。