金城大学短期大学部開学40周年記念事業
「地域連携イノベーションフォーラム」開催

2017.03.07 共通

 

3月3日、金城大学社会福祉学部棟大講義室において、金城大学短期大学部 開学40周年記念事業「地域連携イノベーションフォーラム」を開催しました。

 白山市長はじめ、教育界、企業、地域の方々約150人が参加し、「高等教育機関と地域連携」をテーマにパネルディスカッションと参加者交流を行いました。

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加藤真一金城学園理事長・金城大学短期大学部学長の開会挨拶に続き、山田憲昭白山市長から「産業と地域と学びの場が結びつくことが望まれる。いろいろな発想が広がり、この連携が糸口になるよう期待する。」と挨拶がありました。

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パネルディスカッションでは、金城大学短期大学部の加藤博学長補佐がモデレーターを務め、4人のパネリストから様々な提言を引き出しました。

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まずは、北陸先端科学技術大学院大学の寺野稔総括理事・副学長より、「Matching HUBによる地域連動型イノベーション創生システム」と題し、「世界のトップレベルの研究を背景とした産学連携・地域連携と人材育成」についての様々な取り組みが紹介されました。

 金沢工業大学の鹿田正昭副学長は、「COC事業による地域連携プロジェクト実践事例」として「KITハッカソン」を紹介されました。この事業には、金城大学短期大学部も参加しており、今後も連携が期待されます。

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続いて、金城大学看護学部の永山くに子看護学部長より、「金城大学がめざすもの」「地域が元気になるための地域連携活動」として、「ゆうがく広場」「悠遊健康サークル」などの実践が紹介されました。そして、現在準備中である「やまの保健室」について、「住み慣れた地域でともに暮らす人々の健康を支えたい」「より質の高い、より良い生き方のために貢献したい」という思いが伝えられました。

 そして、金城大学短期大学部の岡野絹枝副学長は、「教育改革と地域連携~これまでも、これからも。進化する金城をめざして~」と題し、金城大学短期大学部の幼児教育学科・美術学科・ビジネス実務学科の3学科が地域の人材を育ててきたあゆみと、現在も進化し続けている教育について発表しました。

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それぞれの高等教育機関が地域連携を重要視し、様々な取組みをする中、「教職員・学生の主体的参加・意識の向上」「ネットワーキング、小さなところからも広がるように」との今後の課題も示され、「開かれた大学へ」との思いを強くしました。

パネルディスカッション後には、場所をラウンジに移し、大学関係者や企業、地域の方々で参加者交流が行われました。午後のやわらかな日の光が差し込むラウンジで、お茶をいただきながら和やかに話に花を咲かせました。日頃の連携やこれからのつながりについて、貴重な機会になったことと思います。

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金城大学短期大学部は、開学40周年。これまでも、これからも、地域の発展とともに進化し続けていきます。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

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