NEWS 2024年度新設 総合経済学部
-総合経済学部の教員より、扉を開くキミに贈る言葉-

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2024年度新設 総合経済学部
-総合経済学部の教員より、扉を開くキミに贈る言葉-

2024年度4月開設となる、金城大学総合経済学部の教員6名を紹介します。

平子 紘平先生

    • プロフィール

銀行員→ベンチャー社長→大学の人。共通テーマは「おもしろい人」を発掘して繋げる!

    • 専門分野

「産学官連携」「異分野融合研究」「社会共創」などによる地方創生・地域活性化です!

    • Q1.研究内容のおもしろさを一言でいうと?

「○○にとっての常識は世間の非常識」とよく言いますが、「非常識」を集めると、世界が広がり「常識」では対応できない課題を突破できます!非常識を繋げて社会課題を解決しよう!

    • Q2.いま知ってほしいこれからのキーワードは?

戦後の日本はみんなが貧しく、多くの人に共通する「みんなの課題」がある時代でした。そのため「各分野で専門家が分業する」という社会の仕組みが続いてきました。しかし現在の日本は、社会の成熟によって、様々な立場や価値観の人が混在しています。そのため「課題の多様化」が進み、専門分業は「縦割り」と呼ばれ、非効率の代名詞となってしまっています。

    • Q3.扉を開く君に贈る言葉は?

「教育とは云う(言う)てきかす事ではない。して見せる事でもない。している事である。」という金城学園二代目理事長・加藤二郎先生の言葉どおり、私自身、産学官連携で様々な社会課題の解決に取り組んでいます。一緒に挑戦しましょう!

高木 啓介先生

    • プロフィール

千葉県出身。早稲田大学大学院卒。総合電機メーカなどで勤務後、コンサルティング会社を起業。

    • 専門分野

アントレプレナーシップ(起業家精神)、ベンチャービジネス、マーケティングなど経営学領域

    • Q1.研究内容のおもしろさを一言でいうと?

主に起業家に関する研究を行っています。起業家は独自のビジネスモデルで、社会に新たな価値を創造しています。皆さんのキャリアに起業という選択肢を増やすきっかけを提供します。

    • Q2.いま知ってほしいこれからのキーワードは?

ウェルビーイング(Well-being)とは、身体的、精神的な健康に加え、社会的にも満たされ幸福であることをいいます。近年、企業経営でもウェルビーイングの考え方が取り入れられています。また、起業家的な人はより高い幸福度を感じるという研究結果もあり、ぜひ皆さんも自分が「やりたいこと」や「意義を感じること」を見つけ、ウェルビーイングを高めて欲しいです。

    • Q3.扉を開く君に贈る言葉は?

大学は様々な価値観を持った仲間や専門性を持った教員と共に、自分の視野を一度大きく広げ、自分の興味関心を探り、自分の核となる強みを育んでいく場です。皆さんが金城の総合経済で切磋琢磨し、人生の軸を形作る過程を一緒に伴走します!

宮本 加奈先生

    • プロフィール

南太平洋大学出身。帰国後、国際機関にて途上国支援業務を得て環境省福島地方環境事務所。

    • 専門分野

途上国の廃棄物問題や薬用植物利用、伝統的資源管理における持続可能性評価研究等

    • Q1.研究内容のおもしろさを一言でいうと?

私の研究テーマの一つは、廃棄物問題です。ごみに新しい価値を見いだし、SDGs目標12「つくる責任つかう責任」を果たすことで、人生の徳と得を積んでゆく取り組みを行っていきます。

    • Q2.いま知ってほしいこれからのキーワードは?

循環とバランス:世の中は循環して成り立っています。例えば、天然資源を循環利用することで未来永劫、その恩恵を享受できます。しかし、完璧に循環を保つことは難しいでしょう。循環に関わる多様な要素間のバランスをとる中で取捨選択し、全体の均衡を図ることが求められます。多様な循環の仕組みを理解し、バランス感覚をもって最善の答えを導きだそう。

    • Q3.扉を開く君に贈る言葉は?

総合経済は多様な専門分野が学べる新しい学問領域です。その総合経済に魅力を感じたあなたは、時代の変化に適応し進化していく力が高い人です。自分自身を信じて、今行動を起こし、未来で待つチャンスの扉をあける鍵を手にしてください。

荒木 由希先生

    • プロフィール

金沢泉丘高校、金沢大学大学院(法学)、(経済)卒の金星人プラス。

    • 専門分野

加賀友禅で地域活性化、文化資源の活用、国際文化交流、文化政策を目指してます。

    • Q1.研究内容のおもしろさを一言でいうと?

地域の文化を活かして地域を元気にするピカピカのアイデアをいつも考えているよ。地域の特色やアイデンティティを高め、地域の活性化や振興を図る研究はスゴいよ!

    • Q2.いま知ってほしいこれからのキーワードは?

伝統や特産品を活かした「イベントや祭りの開催」によって、地域の活気を引き出そう。「文化財を保護・活用」して、観光客の誘致や地域経済の活性化につなげよう。「地域の伝統工芸品の振興」によって、地域固有のブランドを作り出そう。文化や風土をテーマにした「文化ツーリズム」で地域の魅力を発信し、観光収入の増加や地域交流の促進を図ろう。

    • Q3.扉を開く君に贈る言葉は?

産業の動向、経済政策や財政、国際関係まで幅広く学ぶことで、社会の仕組みを理解する力が身に着きます。情報収集や分析力を高めることで、自分の将来に活かすことができます。逆境にも対応でき、機会を見つける力を養おう。

村上 宏樹先生

    • プロフィール

1994年鳥取県生まれ、2022年中京大学スポーツ科学研究科修士後期課程修了、博士(スポーツ科学)

    • 専門分野

スポーツ心理学、スポーツ科学、運動制御、運動学習、情報処理

    • Q1.研究内容のおもしろさを一言でいうと?

スポーツ心理学は人間の「心」と「身体の動き」を扱う学問です。客観的に捉えることが難しい心の変化を時事刻々と変化する動きの変化から捉える研究をしています。

    • Q2.いま知ってほしいこれからのキーワードは?

現代では「基礎的な研究や調査」の知見から得られた成果を実際の現場へ適応する「応用的」な目線に重きが置かれているように思います。ぜひ「基礎的な理論」やそれが成立する「背景」にも気を配って学んでほしいと思います。 例えば、皆さん一度は目標を立てたことがあると思いますが、設定した目標がどのように人間に作用するのか?という基礎的な部分を押さえることで、より効果的に目標を立てるヒントになると思います。

    • Q3.扉を開く君に贈る言葉は?

本学部では、複数の分野が関連している学際的な学びができる環境があります。大学生の期間はとても時間があるようであっという間です。勉強に限らず少しでも興味を持った事柄には、どんどん自らを成長させる機会だと思って迷わずに飛び込んでみてください。

齊藤 実祥先生

    • プロフィール

福井市出身。金沢大学にて学士・修士・博士(経済学)を修了。金沢大学で特任助教を経験後、金城大学総合経済学部へ着任に至る。

    • 専門分野

統計科学、数理統計、データの見える化など

    • Q1.研究内容のおもしろさを一言でいうと?

データから現実の社会を少しでも正確かつ分かりやすく描写する方法を発見して、世の中でまだ十分に活用できていないデータの分析に貢献できることが面白さです。

    • Q2.いま知ってほしいこれからのキーワードは?

私が思うこれからのキーワードは「AI×人間」です。チェスの試合、お掃除ロボット、文章を書くetc…AI(人工知能)でできることは日々進化しています。しかし、AIは0から1の創造が苦手なため、私たちがその役割を担う必要があります。人間の創造力の価値の高まりとともに、創造の源である知識を得ることの価値も一層高くなっていくと思います。

    • Q3.扉を開く君に贈る言葉は?

私は、経済学はお金にまつわって素直に現れる人間の心理・本質を知れることに面白さがあると思います。経済学に加えて、人間に関わる要素である健康、地域コミュニティ、環境、コミュニケーション等も学べる総合経済はもっと面白いはずです。