≪講師≫
石川 公美 氏(ソプラノ歌手、声楽指導者)
≪開催日≫
2025年12月6日(土)
≪概要≫
年末が近づくと聴こえてくるベートーヴェンの「第九」シラーの詩「歓喜に寄せて」に熱狂したベートーヴェンが、伝えたかったメッセージとは。逆境を乗り越えたベートーヴェンの軌跡を、音楽と共に辿ります。上野高裕(幼児教育学科)先生とのミニコンサート付き。
≪当日の様子≫
本講演では、石川県を中心に活動している声楽家・石川公美氏を講師に迎え、ベートーヴェン作曲《交響曲第九番》と、その終楽章に用いられたシラーの詩についてお話し頂いた。
講演では、誰もが一度は耳にしたことのある「歓喜の歌」がどのような思いで作曲されたのか、また、第九交響曲に込められた革新的なアイデアについて、石川氏はユーモアを交えながらわかりやすく解説した。特に、ベートーヴェン以前の作曲家には見られない斬新な手法が随所に取り入れられている点について、専門的な面から丁寧に紹介され、参加者にとって大変興味深い内容となった。
講演の最後には、短期大学部幼児教育学科講師・上野高裕氏とのミニコンサートが行われ、クリスマスの楽曲を中心に、息の合った美しい二重唱が披露された。講演と音楽の双方から学びを深めることができ、非常に有意義なひと時となった。
≪公開講座アンケートより受講者の声≫
・とてもわかりやすくお話をしていただいて、ベートーヴェンの第九の知らなかった、伝えたいメッセージが分かってよかったです。
・今日は公美さんのわかりやすく楽しいお話が聞けて嬉しかったです。ご夫婦の生歌もとてもきれいなハーモニーでよかったです。
・最後に素晴らしい歌声を聴けて至福のひと時でした。ありがとうございました。


