金城大学

01北陸銀行

環境への取り組みや、
DXで実現する未来について、
地元の大学生と
一緒に考えたい。

沖野 恵司さん(写真左・石川県出身)
木原 美紗樹さん(写真右・富山県出身)

北陸銀行

創業1877(明治10)年。富山県富山市に本店を置く地方銀行。北陸3県と北海道を中心に国内188、海外6の店舗を展開している(2022年3月末時点)。

―北陸銀行の業務内容を教えてください。

「銀行には預金、融資、為替という三大業務といわれるものがあって、これが本業になります。預金はお客さまの財産をお預かりして管理すること、融資はお預かりしたお金を他のお客さまに貸し出すこと、為替はお客さまのために振り込みや送金を行うことです」

―どれもお金を扱う大切な業務ですね。

「本当にそのとおりです。また、北陸銀行では、この他にもお客さまの課題解決をお手伝いする仕事もしています。なぜなら、お客さまのニーズが単に『お金を貸してほしい』だけではなくなってきているからです」

―具体的にはどんなニーズがあるんですか?

「企業のお客さまだと、事業の拡大、後継ぎなどの事業承継、従業員の満足度向上についてのご相談があります。個人のお客さまだと、長い人生を見すえての保険や資産運用などのご相談が多いですね」

―銀行がそんなことまでしているなんて知りませんでした。

「きっとみなさんそうですよね(笑)。もちろん、私たちも入行当初からノウハウがあったわけではありません。それらのニーズにお応えするために、必死で勉強しているところなんです」

―働きながら勉強するって大変そうですが…

「全然そんなことはなくて、むしろみんな好きなこと、興味のあることに率先して取り組んでいる感じですね。北陸銀行には、成長したい人を積極的に応援しようという風土があります。勉強会が開催されたり、資格を取得したい人は無料の講座が受けられたりと、サポートも手厚いんですよ」

―ちゃんとプライベートな時間はとれていますか?

「もちろんです。最近よく耳にするワーク・ライフ・バランスにも力を入れています。例えば『今日は早く帰ろう!』と決めるスマートワーク運動があったりと、みんな仕事と家庭を両立させながら働いています。休暇もとりやすいので、福利厚生の満足度も高いんですよ」

―それを聞いて安心しました。

「北陸銀行の特徴的なところといえば、私たちは『もっと』という言葉が大好きなんです。もっと楽しく働きたい、もっとプライベートを充実させたい。みんながそう思っているからこそ、次々に新しい取り組みが生まれるんだと思います」

―そんな北陸銀行が、大学と連携する理由は何ですか?

「北陸銀行には、みなさんが思っている以上にたくさんの専門部署があります。その中に地域創生部というのがあって、ここでは地域に根差した金融機関として、地域をより良くするために大学と連携して教育を行っているんです」

―どうして教育に力を入れているんですか?

「北陸銀行では、地域の高校生、大学生のみなさんに、銀行に興味を持ってもらうことが大事だと考えています。そうすれば、将来的にいい人材が集まってくれると期待しているんです」

―最後に、金城大学との連携で楽しみにしていることを教えてください。

「金城大学で学べる環境への取り組みやDXなどの学びは、北陸銀行が力を入れて取り組んでいるテーマとも一致しています。それらの課題に対して、学生さんと一緒に新しいアイデアを考えていきたいですね」