医療健康学部

作業療法学科

患者さんが自立して生活できるよう身体と脳機能の改善のための支援を行う。

「医療・福祉の心」を持った医療従事者として広く活動できるよう、他学部の科目など幅広く必修あるいは選択科目として履修します。4年間の中で、病院や老人保健施設などの現場で、社会福祉士・介護福祉士・理学療法士・看護師などの多職種との連携を実際に体験しながら、チーム医療について学びます。本学科では、けがや障がいを負った患者さんが自立(または自律)した生活を送れるよう、身体、精神、社会、職業、趣味、教育の側面を改善させる技能を学びます。

4年間の学び

4年間の学び
  1. 体の仕組みや構造を学び医学及び一般教養の基礎理解を深める。

    ■ 見学実習(9月)
    子ども医療施設/0.5日
    医療機関、老人保健施設/2日間
    ■ 見学実習(2月・3月)
    石川県リハビリテーションセンター/2日間、
    医療機関/0.5日
  2. 筋力テスト・関節可動域の評価方法脳やこころに関する知識を深める。

    ■ 基礎実習Ⅲ【学外】、
      総合臨床実習Ⅰ【通所・訪問】 (8月・9月)
    医療機関または老人保健施設、
    または認定こども園・保育園(所)/5日間
    ■ 基礎実習Ⅲ【学外】、
      総合臨床実習Ⅰ【通所・訪問】 (2月・3月)
    医療機関または老人保健施設/5日間
  3. 国家試験対策

    実際の生活場面を想定したアプローチを学ぶ。

    ■ 総合臨床実習Ⅱ【評価】 (11月・12月)
    医療機関等/5週間
  4. 国家試験対策

    国家試験(2月末)

    臨床場面において診療チームの一員として作業療法を総合的に学ぶ。

    ■ 総合臨床実習Ⅲ(8週間×2=16週間)
    医療機関等

資格

取得できる資格・免許

作業療法士 国家試験受験資格

社会福祉主事任用資格

取得を目指せる資格

福祉住環境コーディネーター

卒業後に取得を目指せる資格

ケアマネジャー(介護支援専門員)
※作業療法士など一定時間以上の実務経験が必要

就職

在学生の声

生活に焦点を当てたリハビリで
身体的にも精神的にもサポート

医療健康学部 作業療法学科 4年

北村 理子さん

石川県・金沢錦丘高等学校出身

作業療法士は患者さんの思いをくみ取り、生活に焦点を当ててリハビリテーションを行います。身体だけでなく、心までサポートできる魅力ある仕事です。私の目標は“常に患者さんに寄り添う”作業療法士。

実現に向け、大学では積極的に挑戦しています。例えば、福祉住環境コーディネーターの資格を取得し、そのための学びが実習時に役立ったこともあります。災害ボランティアや地域の高齢者を支える悠遊健康サークルにも参加しました。金城大学での毎日が、私の成長につながっています。

医療健康学部 作業療法学科 在学生