人間社会科学部 社会福祉学科
生活支援コース
4年間の学び
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1年次
基礎的な知識、技術を学びながらコミュニケーション能力を高める。
高等学校との接続を考慮した科目を学修し、一般教養や基礎知識を身につけます。介護に必要なコミュニケーションや心身のしくみの基礎を学びます。学修計画を立て、主体的な学びを実践できる能力を育む科目を学修し、基礎的な知識や技術を学びながら、コミュニケーション能力や総合的な人間力を高めます。
主な科目
- ■ 人間の尊厳と自立
- ■ 障害の理解
- ■ こころとからだのしくみ
- ■ 介護福祉論
こころとからだのしくみ -
2年次
多様な分野で活躍できる幅広い専門知識を身につける。
介護実習が始まるなど、介護の基礎知識や基本技術について具体的な方法を学びます。グループワークでコミュニケーション能力を高めるとともに、総合的な人間力を磨きます。ボランティア活動など現代社会で必要性の高い活動に取り組みながら、現場のリアリティを感じることで知識を体得します。
主な科目
- ■ 生活支援技術Ⅰ・Ⅱ
- ■ アクティビティ・サービス
- ■ 生活とリハビリテーション
- ■ 発達と老化の理解
生活支援技術Ⅱ -
3年次
幅広い実習や学んだ知識を将来や卒業後に結びつける。
介護が必要な人の様々な特性に応じた支援のあり方を学び、より良い生活について考えることができるよう学修します。現場での体験を通じて、専門職としての実践力やコミュニケーション能力に加え、新たな学修課題や研究課題を発見できる能力を身につけるため、様々な科目で学修します。
主な科目
- ■ 認知症の理解Ⅱ
- ■ チームマネジメントⅠ
- ■ 介護福祉論Ⅲ
- ■ 家事支援技術
チームマネジメントⅠ -
4年次
生活を支えるチームの一員として課題を発見し解決する能力をつける。
生活を支えるチームの一員として介護を総合的に学びます。地域の人や多職種との関わりから福祉専門職の役割を学びます。教養と専門知識を総合した多面的な観点から福祉社会を構築するための課題を発見し、解決する力を身につけるため、演習科目やゼミナール科目を学修します。
主な科目
- ■ 医療的ケアⅡ
- ■ 介護マネジメント
- ■ 介護総合演習Ⅳ
医療的ケアⅡ
主な授業
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アクティビティ・サービスⅠ・Ⅱ
利用者の立場に立って心地よい生活を支援する。
サービス利用者の楽しみ、喜び、生きがいなど日常生活を通して支援を行い、生活の快に基づいて、心身の活性化を図ることを目的としています。利用者の望む生活を踏まえて心地よく生活を送るためにはどのような支援が必要か思考し、具体的な支援の方法を講義・演習を通して学んでいます。
(写真)対象者に応じて、学生が体を使ったゲームの制作、季節に応じた活動、ハンドマッサージなどを立案し、利用者の思いに沿った活動になるよう実践している。 -
チームマネジメントⅠ・Ⅱ
介護現場を円滑にするチームづくりを学ぶ。
介護実践をマネジメントするために必要な組織の運営、チームワークの実践、それらに必要なリーダーシップ・フォロワーシップなど、チームマネジメントの基本を学びます。2 年次には、保健・医療・福祉に関する他の職種の専門性や役割・機能、そして多職種との情報共有を演習を通して学びます。
(写真)介護や福祉の現場はチームの「安定」が重要。グループワークを通じて、スタッフが働き やすく利用者が安心・安全に過ごせる環境を作るためのチームマネジメント方法を学ぶ。