2021.10.25

(2021年11月号)水上和子 園長

園長のつぶやき

日が落ちるのもすっかり早くなり、夕暮れには寒さが身に染みる季節になりました。
でも子どもたちは元気いっぱいです。先日のお芋ほりでは少し硬い土でしたが、とても大きいサツマイモが次々出てきて、子どもたちは歓声をあげていました。
その後、めろんぐみ(5歳児)さんはリンゴの収穫体験にもでかけました。
この様に実りの秋を体験することは、たくさんの学びがあります。子どもたちには旬の食材について教えていきたいと思います。

 

また、賑やかだった秋の虫たちの鳴き声も少なくなりました。
子どもたちの大好きな虫さんたちとも冬越しでしばらくお別れです。
観察ケースの土の中でじっとしている幼虫やさなぎなど、子どもたちにも季節の変化について気付きを促していきたいものですね。

 

さて、10月18日(月)に「かがやく絵本プロジェクト」で製作した絵本を、白山市へ寄贈しました。
これは連携協力を締結している「イオンモール白山」さんのプロジェクトで、「てんぐちゃんのしゅぎょう かがやくみらい」という絵本をばななぐみ(4歳児)さん、めろんぐみ(5歳児)さんと学生で力を合わせて、ちぎり絵で完成させました。
ちぎり絵の製作は絵の具で色を塗る色紙づくりをし、その色紙を使ってちぎり絵に製作するもので、とても根気のいる作業でした。
でも子どもたちは学生と一緒に絵の具の色の違いに気付いたり、細かく切った紙を貼ったりと目標達成に向かって頑張っていました。
この様な「気付く力」や「やりぬく力」の積み重ねが子どもの成長には大切な事ですね。
今後も日々の生活の中でこの様な力を育んでいきたいと思います。