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2022.12.15

(2022年10月・11月号)ある日…

3歳児クラス(いちごぐみ)

園庭でコオロギを見つけた子どもたち。
「コオロギって何食べる?」と不思議そうにする様子も見られ、〇〇君が図鑑で調べ始めましたよ!
コオロギのページにはりんごやかつお節、カボチャなどの絵が描いてあり、「早くあげないとお腹空いちゃう。せんせい持ってきて~!」となんだか急いでいる様子でした。

 

その時、ちょうど職員室にカボチャがあるのを思い出した担任は、早速、少しもらってきてコオロギにあげてみる事にしました。
すると、図鑑のとおりにカボチャを食べるコオロギ。思わずみんなで「本当に食べたね!」「すごい!」とビックリ!そして翌日、今度は〇〇ちゃんが観察ケースに蝶々を入れて登園すると、「カボチャ食べるかも!何を食べるかあげてみないと分からないよ!」と何だか嬉しそう。
そこで蝶々にもカボチャをあげてみる事にしました。

 

大人の感覚では蝶々はカボチャを食べない事が何となく分かるのですが、子どもたちはワクワク興味津々で見ていました。
でも蝶々はカボチャを食べなくて…。残念がるかな?と思う担任の横で「カボチャ食べなかったね。何食べるんかな?」と前向きに考える〇〇ちゃん。
残念というよりも気持ちは次へと向いているようでした。そして昆虫ゼリーもあげてみましたよ!

 

ほかにもいちごぐみさんが虫探しをして虫を捕まえると、その様子をじっと見ていたももぐみ(満3歳児クラス)の〇〇君も観察ケースを持ってきてみんなについて行き、真似をして一緒に探していたり、虫を捕まえると「せんせいカボチャ~!」と〇〇君の可愛い声も聞かれました。
ある日の一コマですが、こうやってお友だちの姿を見て、真似てみたり、色々な事に繋げて考える子どもたちの様子を見て、子どもたちの繋がりや発見、友達からもらう影響に改めてすごいな~と感じました。