就職先による卒業生評価
就職先による卒業生評価調査
実施期間
2021年9月17日(金)~10月31日(日)
調査対象
2021年3月卒業生の全就職先[194件(252人分)]
<内訳>幼児教育学科:83件(115人分)
美術学科:29件(36人分)
ビジネス実務学科:82件(101人分)
調査方法
郵送
調査項目
以下のとおり
- 事業所名
- 記入者名(部署・役職・氏名)
- 評価対象者名(卒業生氏名・学科名)
- 評価対象者について(継続して働いている、その他)
- 評価対象者の主な担当業務
- 評価対象者の評価
①特に評価できる点(能力、勤務態度、意欲、人物など)
②不十分な点 - 本学へのご意見・ご要望(教育面でさらに強化すべき点など)
回答方法
GoogleフォームまたはFAX
回答率
77.3%[150件(193人分)/194件(252人分)]
<内訳>幼児教育学科:85.5%[71件(93人分)/83件(115人分)]
美術学科:82.8%[24件(27人分)/29件(36人分)]
ビジネス実務学科:67.1%[55件(73人分)/82件(101人分)]
「4.評価対象者について(①継続して働いている、②その他)」の集計結果
評価対象者の状況
継続勤務している:184人/95.3%
育休中:1人/0.5%
退職:7人/3.6%
その他:1人/0.5%
「6.評価対象者の評価」の主な回答
①特に評価できる点(能力、勤務態度、意欲、人物など)
幼児教育学科
- 勤務態度は真面目で、一生懸命さが伝わる。
- 自分の意見をしっかり持ち、自己肯定感が高く、前向きである。
- ハキハキした態度で元気な挨拶がしっかりできている。
- 製作が上手で、手際も良く、早く製作している。
- 自分にできることを精一杯やろうとする意欲がうかがえる。
- 分からないことや困ったことは先輩に質問して解決しようとしている。
- 子どもにも保護者にも明るく笑顔で接することができる。
- 子どもの姿をよく観察していて、細やかな気使いができる。
- 子どもに優しく声掛けをし、丁寧に関わろうとする様子が伺われる。
- 子どもに愛情をもって関わりとても優しい為、子どもから信頼され慕われている。
- 次へと繋げる行動ができているため、信頼して仕事を任せることができる。
美術学科
- 素直な性格で、積極的に学ぼうという意欲が感じられる。
- 真剣に取り組んでおり、誠実である。
- 非常にやる気があり、向上心がある。
- デザイン・レイアウトの基礎もできており、作業もスムーズにこなせる。
- 与えられた仕事を理解し、責任を持って最後までやりとげることができる。
- 新しいソフトなど、抵抗なく勉強して表現にいかしている。
- 自発的に仕事を覚え、周りを見て自分ができることに積極的に取り組んでくれる。
- 誰とでもコミュニケーションを取ることができる。
- 先輩社員からのアドバイス等、必ずメモを取ることが習慣として身についている。
- お客様との打合せなど、相手の話を理解しすぐに行動できる。
ビジネス実務学科
- 勤務態度は真面目で落ち着て作業ができ、作業習得も早く、正確な仕事ができる。
- 挨拶も明るく元気が良く回りも清々しくなる。
- 言葉遣いや挨拶が丁寧で、重要な笑顔での接客は好感が持てる。
- どんな場面でも自ら考え行動できる。
- 個人情報の重要性もよく理解できている。
- 数値管理、PC能力、処理能力がとても高い。
- 与えられた仕事はきっちりこなし、自分のできることに意欲的に取り組んでいる。
- 指示を受ける際はメモを欠かさず、目を見て聞き、不明点は質問して確認できる。
- 仕事に意欲的で、積極的に新しい業務にチャレンジしている。
- 対応力に優れており、周囲とのコミュニケーション力もある。
- ホスピタリティ度も高く、スタッフとも仲良くとけこんでいる。
②気になる点、不十分な点
幼児教育学科
- 緊張しているので、肩の力を抜いてもいいかと思う。
- 記録や連絡ノートなどが進まず、考え込むようにボーッとしていることが多い。
- 計画立てて取り組むことが苦手で、提出物の期限が過ぎることがある。
- 指摘されたり失敗して気付くことが多く、慎重さが足りないと感じることがある。
- いつもと違うことが起こった時に、確認せずに対処してしまうことがある。
- ミスを気にすることなくいることがとても気になる。
- “報告・連絡・相談”が不足しているところが少しある。
- 「大丈夫です」と言って弱音をあまり吐かずにいるところが心配になる。
- 子ども一人ひとりに丁寧に関わるため、全体の様子が見えていないことがある。
- 電話対応、保護者対応は経験を積みながら学んでいってほしい。
- 気になる点や不十分な点は特にない。
美術学科
- 体力がない
- メンタルが弱い。
- もう少し明るい笑顔を見せてほしい。
- 積極的に情報収集を行ってほしい。
- CAD、PC(Excel、Word等)をもう少し使えるとよい。
- 総合的な社会人スキルの向上(特に文章力(国語力や語彙力))が必要だと感じる。
- 社員間のコミュニケーションが少し不足している様な感じがする。
- やや段取りが悪く、作業に時間がかかり過ぎる面が見られる。
- 時間に追われる現場でストレスを抱えこまずに仕事を続けられるか気がかりである。
- 気になる点や不十分な点は特にない。
ビジネス実務学科
- 元気がない。
- 体調を崩し、急に休むことがある。
- 仕事を教えてもすぐ忘れ、ミスを指摘しても返事だけで、また同じミスをする。
- 忙しくなると、一つ一つの行動が中途半端になり、ミスが増える。
- 業務をもれなく完了するよう終業時にチェックするように気をつけてほしい。
- 考えすぎ、謙虚さが出すぎて自分に自信をなくすことがある。
- 指示されたことはこなしているが、自分から仕事を探すことができていない。
- 他の職員とのコミュニケーションが苦手である。
- 質問や意見が言えるなど、もう少し積極性がほしい。
- 丁寧な仕事をするあまり、業務全体の様子や仕事の優先順位を見失う場面がある。
- 気になる点や不十分な点は特にない。
「7.本学へのご意見・ご要望(教育面でさらに強化すべき点など)」の主な回答
幼児教育学科
- 挨拶、返事、言葉遣い、身だしなみ、社会人としての礼儀、マナー、作法が大切。
- 社会人とは、働くとはどういうことなのかを学ぶことを強化してほしい。
- 提出期限や時間を守るなど、社会人としての心構えを伝えてほしい。
- ICT化に向けてパソコンを扱えるようになっていてほしい。
- 集団での事故防止についてなど、危険察知について学んでほしい。
- 衛生面の大切さ(手洗い、おむつの始末、飛沫の距離等)の知識を深めてほしい。
- 子どもと遊びながら子どもを知ることにも力を入れていけたら良いと思う。
- 保育現場は弾き歌いができる卒業生を求めている。
- 自己肯定感を高めてあげてほしい。
- 人生プランやキャリアについて考えるような機会があってもいいのではないか。
美術学科
- 言葉遣いに多々気になるところがある。
- 人物形成にも努めてほしい。
- 日本画専攻の学生の増加。
- インテリアでの即戦力は、PCが苦手だと難しい。
- 積極性や対面でのコミュニケーション能力の向上についても考慮いただきたい。
- コミュニケーション円滑化のため、時事ネタの話題が増えるような授業があれば。
- 内面の教育、とりわけ自己肯定感を高める教育が有効かと考える。
- 面接、面談、適正問題対策、特に面接を強化すべきだと思う。
- 自己アピールプレゼン能力を強化すべきだと思う。
- 目的を達成するための段取り(事前準備)力を高める教育をしてほしい。
ビジネス実務学科
- 色々な、職場を知った方が良いと感じる。
- 報連相の確認という意味合いを強化したらよいと思う。
- 年上に対するコミュニケーション能力の教育を強化してほしい。
- 接遇面、特に接客スキル、対人スキルのデモスト等を強化してほしい。
- Word、Excel、PowerPoint、Outlookをもう少し使えるようにしてほしい。
- 電子メールで送受信する場合の文章の書き方の教育が必要。
- 建設業経理士2級を推奨し勉強してほしい。
- 基礎的な保険証の知識の向上や社会人としての心構えにより一層配慮してほしい。
- 卒業後も秘書検定受験・合格までのフォローアップをお願いしたい。
- 一度入った会社で永く働き、社会に貢献する意味を教育してほしい。